《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

やっぱりあたしは、余計な
ことは何も考えない方がいい。




ただすんなりと今の自分を
受け入れ続ける。




あたしは、そうするべきなんだ。




そう決めて、この何日かを
過ごしてきたのに。




運が悪かったのか、何か
意味のある偶然なのか。




あたしは駅前で、思い
がけずその声を耳にしてしまう。




あたしを呼ぶ、あの自由で
奔放な男の子の声を。



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