ある街の山の中に古びた洋館が建っていた。
その洋館には自称大天才と自分で言っている博士が1人暮らしていた。
「なぜ世の中は俺の研究の偉大さが分からないんだろうか?」博士の周りには今まで博士が作ったと発明品?やら研究で見つけた怪しい液体やら無造作に置かれていた。
「この全自動靴洗い機なんて絶対に流行るのに。」
そうこの男は博士と言っておきながら,やってる事は発明家そのものである。 その事に気付かない変わり者と世間から見られている。
「何か世間をあっと驚かせたいなぁ~」とアクビをしていた時「ヤバい。三日間便秘気味でいたのが考え事をしていたら我慢出来ない~」 と言うとトイレに駆け込んで行った。
数分後・・・
トイレから何かを大切に持って行くと博士は謎の液体をその物体にかけた。
(謎の物体とは博士のウンコの事)
「こんなウンコは見た事が無い!使える。使えるぞ!以前に発明した何でも改造液をかければこのウンコも発明品となるはずだ!俺はなんて天才なんだ。誰も考え付かない事をするだなんて俺はやはり大天才だ!」
大声で吠えるとそのまま寝てしまった。 翌朝。
「博士~博士~」
と男を呼ぶ声が聞こえその声に男は目を覚ます。
「うん?誰だ?」
ふと視線を感じ男は下を見ると目、鼻、口のある小さな物体が男を見上げてこう言った。
「博士ありがとうございます。僕を作ってくれて。僕はどんな悪い奴も許しません。博士に言いたいのです。僕は一体何をすれば良いですか?」その物体はウンコと呼ばれる物でキレイにとぐろ巻きのウンコの形をしていた。博士は思った「これは面白いかも知れない。」と。 つづく。