「直輝、どぉーーしよ!!颯先輩としゃべっちゃった!!」 花恋は、すんごい笑顔で廊下を飛び跳ねている。 昔もこんなのあったな… 英斗とキスしたと知って。 俺はそんなこと思ってもいないのに、昔と同じように 「よかったね、花恋」 と言った。 そしたら、同じように花恋も 「うん!!」 と言ってくれた。 花恋が告白するのも、時間の問題だな… そうただただ思う。