キンコーンカンコーン。
チャイムが鳴り響き3時間目が終わった。
僕は、算数の教科書を机にしまう。
「なぁなぁ。今日さ、花恋がずっとくっついてくんだけど。何なの?アレ」
英斗が僕の机に走ってきた。
小声で話している英斗。
「花恋は…」
キョロキョロして花恋を探してる英斗。
「いない!なぁ、なんでなんだよ?」
英斗とキスした事を知った次の日。
花恋はずっと英斗にくっついていた。
わかりやす過ぎだよ…花恋。
「きのう、ちょっと嬉しいことがあったんだって」
「へぇー。嬉しいことって、なに?」
英斗本人には、内緒内緒。
「教えないよ。絶対」
「ケチだなぁ~。あっ、海の日のことはゴメンな?」

