「ごめん、マリ。」


「え、どうかした?」


「俺、友達と帰る約束したからさ...」


「いいよ、私、麗とケーキ買って帰るから。」



マリが笑って答える。



「たくさん買うと太るぞ。」


「ふん!じゃあもう優ん家の分、買~わない」


「分かったよ。好きなだけ買ってこい!」


「やった~じゃあ、いつものとこで待ってるね!」


「あぁ、じゃあな。」



そう言ってマリと別れた。