『...ねぇ、夏休みって、何か予定ある?』




『特にないけど...どうして?』




『もし良かったら、神社の夏祭り、一緒に行こうかな...なんて思って。』






放課後の帰り道。



優真君に突然、そう言われた。




私はそれに、






『うん、いいよ。その日だったら、予定ないし。』







.....そう答えていた。






『じゃあ、近くの公園に6時、待ってるから。』





そう言われて、優真君と別れた。







それが、1週間前にした、約束......