空の向こう側


今でも鮮明に思い出す




初めて見た、沙羅の踊り




「エヘヘ…ありがと。」


照れてるのか、顔を赤らめながら俯く沙羅。


けどすぐに、「出来た!」と声を上げた。



「良かった…まだ、覚えてた。」



沙羅の手の中にあるのは、さっきまで編んでいた花冠。



「すげぇ!沙羅、そんなの造れるのか!?」



「昔お母様に教えてもらったような気がする。意外に覚えてられるんだね。」