いきなり何だともいうような顔をする二人。 亜紀も首を傾げた。 「王立黎術学院だろう?」 「そうです。国による、国の為の学校。つまり俺は、将来国を築き上げる可能性を持つ希望なんすよね。」 主人の方は意図に気付いたのか、顔をしかめた。 信彦は馬鹿だから、まだ気づかないらしい。 「こう言ったら悪いけど、俺はそこら辺にゴロゴロ転がっている一般人より価値はあり決定権を持っている。」 「なっ!」 漸く気付いたか 遅過ぎるっつーの 「だから、事の決定権はお前等じゃなく…俺が握ってるんだよ。」