一番奥の窓際がちょうど空いていて、ラッキーだった☆
4人用だったけど、まあいっか♪って、そこに座ることにした。
注文した物は、後から持ってきてくれるみたい。
それまで他愛のナィ話して盛り上がった。
お待たせしました~
ちょっと経って店員さんが持ってきてくれて、食べながら語る。
「あれから空羅くんとはどう?」
ハルがいきなりその話題を口にした。
「うぅーん‥電話はいっぱいシてるょ♪」
「ふぅーん?ってか、空羅くんの事ちゃんと知ってる??」
「ぁ~‥それがさぁ、何も知らないんだッてこの前気付いた。」
ユカさんの件の時、そう思ったんだょね。
「住みは?」
「知らない」
「学校わ?」
「‥知らない」
「昔の頃とか」
「…知らない‥」
「名前は?上の」
「…知らない…」
はあーって、ハルはため息を吐くと呆れた顔して前髪を整える。
「李夜さぁ、ほんと何にも知らないんだ??ほんとに好きなのッ?」
なんて言われた。
好きなの??
…好きに決まってんぢゃん。
そう言うと、ハルは 好きなら相手の事もっと知りたくなるはずだよ って…。
まあ、そおかもだけど‥
怖いんだ‥。
住んでる所知って、遠かったら会えないし。
ぁたしが、冷めちゃうかもしれない。
彼氏できないことに焦ってるのかもしれない。
そう言う私に、
「でも、ちゃんと聞いた方がいいんぢゃないかな」
って。
そうなのかな~‥
どうしよう‥
やっときた恋のチャンスなのに‥
電話だけで終わるとか嫌だよ。
ちゃんと会って話してみたいし…

