らぶCALL(仮)



ぅん、まあ、甘えたくなっちゃうんだょね‐…

中2だけどね‥



「あ!!」


急になにかを思い出したかのように、ハルが手をポンッてする。


「どしたの‐??」

思わず聞いちゃう。


「そぉいえば、雑誌にのってたんだけどこの近くに新しく若い子向けのカフェできるんだって‐♪」


まぢっ!??♪

思わず叫んじゃった。


だって、今までファーストフード店以外行きにくかったし。

この辺のカフェなんて大人向けばっか。

だから、若い子向けってのが嬉しい♪

入りやすいぢゃん☆


「あ、でね、OPENしたの1週間前くらいかな??昨日買ったんだ、その雑誌。できればOPENの日行きたかったな‐なんてショックだったけど」



今からいっちゃう??


なんてハルの言葉に、行かない訳ナイでしょ~♪って返す。


行かないなんて、損すぎるし。


早くもドキドキしてくる心臓。


早くみたいな~♪




着いてみると、そこは本当に若い子向けって感じで。

お店は、薄ピンクと茶色で統一されていた。


見るからに可愛い感じのカフェ。



でも駅前だし、しっくりくるかも。

なんて納得。

普通の路地裏とかだったら浮いちゃいそうだな~なんて思った。


カランカラン‥♪

扉を開けると、甘ぁい香りが私達を包む。


ハチミツ??の匂いや、クレープっぽい匂いなど、とにかく美味しそうな、匂い。


「いらっしゃいませ~♪」


ギャルメイクってほどでもないんだけど、雑誌のモデルみたいにつけまなんかしちゃってる店員。

でもケバくなく、顔にしっくりくるようなメイクで。

上手いな~って感心しちゃう。


歳はみんな平均18歳とか高校生かなってゆう若さ!!

やっぱお店のイメージかな??


「ご注文なににしますか~??」


「えぇーっと‥」


戸惑う二人。


ちょっと悩んだ末、最終的に
私はいちごみるくと、チョコパフェを頼んだ。


ハルはメロンソーダと、バナナパフェ。