らぶCALL(仮)



「かもな~ってか李夜って住みどこ?」


「え‥神奈川県‥」


「何市??」


「川崎市♪」


「区わ」


「川崎区‥」


「ふぅーん‥」


空羅からの質問に次々と答えてく。


「なんで??」


「なんとなく♪」


ぁたしわ答えたのに、空羅は答えナィ。

ぁたしわほっぺを膨らませながら、疑問をぶつける。

「空羅わぁ~??」


「内緒♪」


またしても答えナィ。


「もおイィもん。」


「何いぢけてんの♪かーわいッ☆」


「可愛くないし」


「可愛いよ」


「可愛くナィ!!」


「可愛いよ 認めろよ」


空羅は急に真面目な声で言う。


「ぇ‥」

戸惑う私に空羅はまた

「認めろよ?」


低い声で言う。


「‥セコぃょ??」


あっさり形勢逆転された。


「ハハッ 李夜わMだな☆」

もう何もかも読まれてる気がした。


「負けだぁ-」


なんてつぶやく。


「勝ったな♪」

聞こえてたらしく、空羅は言う。




いつの間にかHRも終わっていて、みんな居ない。
教室には私とハル入れて10人いるかいないかだった。


「ぢゃあ家帰るからばいばい♪」


って電話を切ると、ハルのとこへ向かう。