そんな私に、空羅わ、また電話してこいよ♪…俺からばっかぢゃん。
ってゆう。
確かに、私からするのはあんまない。
だって空羅が電話するの早いんだもん!!
いつもする前に鳴るから…
でもそれが嬉しいんだ。
「なぁ、李夜先輩♪こっち向いて??」
「やだッ」
「りーよーせんぱーい」
「やーあーだっ」
「李夜先輩♪こっちむ…」
「いやっ!!空羅のばか!」
今、私たちはこんな言い争いをしている。
「はあ~…」
空羅は、全然自分の方を向かない私にため息をつく。
怒っちゃったかな…
でもでもっ、私には関係ナイッ!!
悪いのはあっちだし。
私は悪くナイもん。
空羅、二人三脚の練習中にどさくさに紛れて胸触ったの!!!!
ありえないし………

