「気持ちいー…!」 太陽がほどよくあたしたちを 照らした。 そんな中、あたしと綾斗お兄 ちゃんは、近くのデパートへ向かっていた。 「綾斗お兄ちゃん!手ぇ繋ご♪」 「は!?」 綾斗お兄ちゃんは、すごく驚いた表情をした。 そりゃそうだね。 でも!でもでも! あたし、なんだか今すっごく手繋ぎたい! 「ね、いいでしょ?」 「…ったく、しょうがねぇな」 綾斗お兄ちゃんは、しぶしぶ あたしと手を繋いでくれた。