「え…!? あ、咎お兄ちゃん!?」



咎お兄ちゃんは、抱きしめながら、あたしの頭を撫でる。



だんだん顔が赤くなっていくのがわかった。



咎お兄ちゃんの手が、あたしの頭を優しく撫でる。



心臓の音が、咎お兄ちゃんに聞こえるんじゃないかと思うくらい、ドキドキしていた。