咎お兄ちゃんが、あたしの作った卵焼きを手で掴んで…



パクッ!



食べてしまった。



「ちょっ…!咎お兄ちゃん!?
何してるの!?それ朝ごはんなんだよ!?」



咎お兄ちゃんは、焦る様子も
なく、



「美結の卵焼き、うめぇ!」



満面の笑みで、あたしを見ながら、言った。