「…ふぅ…んン…っ…!」 リビングには、あたしの時折漏れる甘い声が響いていた。 ガラガラッ!! お風呂の戸が開いた音が、聞こえた。 「…っ…ん… っはぁ…はぁ…!!」 ドアの開く音とともに、咎お兄ちゃんの唇が離れた。 「クスッ。残念。 続きはまた今度だね。」 そう一言告げて、暗闇の中へと去っていった。