「んんっ…!!」



抵抗しようとしても、手を抑えつけられていて、身動きが取れない。



「……っ…」



息ができない…っ…!!



酸欠!酸欠!



あたしは、少ししかない隙間から、酸素を求めて体に取り入れた。



その瞬間。



「…っ……!?!?」



口の中に、生温かいモノが
入ってきた。



「…んン…!…んぅ…っ!」



咎お兄ちゃんの熱をもった舌が、あたしの口内を荒らしていく。