「……さっきのさっきまで充電切れで死にかけてた(っつーか停止しかけてた)人……いやアンドロイドがよくそんなこと言えますネ。」
あぐらかいて腕組みしたままこの口調はまさしく組長的な感じだがまあ気にしない。
アンドロイドクンは無表情のままこちらも見ずに答える。
こっち見ろし。
いやごめんやっぱ見んなし。
「……っつーか、あんたに充電の管理してもらう義理なんてないし」
「なんだ義理ってお前はアレか義理人情的なものを大切にしている感じなのかそうなのかそうなんだな」
「いや別に。」
パラメーターが上昇しました(主にイラッ☆的な意味で)。
「……あっそう。じゃあいいじゃんあたしが充電の管理しても」
「なんでそんな世話したいの」
「中学の頃から春人の世話役はあたしだったんで。」
「俺春人だけど春人じゃないし」
「紛らわしいんだよどっちでもいいんだよどっちも春人なんだよあたしにとってはだからあたしが管理しますハイ決定。」
「……なんなのあんた」
「隠れ世話好きの朝倉京ですが何か。」
「押しつけがましいよね」
「じゃあ誰が充電してくれんの。お前がアンドロイドだって知ってる人がクラスに居んのどうなの充電切れた時あんたどうするつもりなの」


