充電終わったらキスしよう





「……ねえ、ミャーコ、もうひとつ。」


小さな小さな、彼の声。


「……うん」


それすら全部、覚えてる。


「もうひとつだけ、お願い。」


傍に居るから。


「……うん」


君が動かなくなってしまうまで。


「もうすぐ充電、終わるみたいだから。」


あたしが死んでしまうまで。


「……うん」


忘れない。


「……充電終わったら――……」





その口癖も、ずっと。


覚えているよ。