充電終わったらキスしよう





ぽろぽろと、瞳からあふれて止まらない。

両手で拭っても足りない。

悔しい。

悔しい悔しい悔しい悔しい。


どうして終わりなの。

どうしていなくなっちゃうの。

どうして傍に居てくれないの。

どうして涙ばかり、こぼしてしまうの。


どうして、どうしてどうして。



「……ミャーコ」


あたしを呼ぶその声が、いとしくてたまらない。


「……泣かないでよ。」


ノアが右手を伸ばす。

あと少し、届かない。

涙でよく見えない、彼の表情は困ったように、微笑んでいた。


「……ごめん、もう足、動かなくて。」

「…………ッ」

「……こんな近くに居るのにね。」

「…………ッ」

「……ミャーコの涙も、拭えないんだよ。」


嗚咽が漏れた。

言葉が出なくて。


いろんな言葉が頭を駆け回る。声にならない声は涙になる。

涙で濡れた両手で、差しのべられたノアの手を握った。

機械のような冷たさだった。