充電終わったらキスしよう





右の肩に軽い衝撃。

何かが載った衝撃だった。

あたしは右の肩へと顔を向けた。

ノアの頭が載っていた。

なにごと。


「ちょっとノア、どうし――……」


……ずるっ。


ノアの頭に触れようとしたら、その拍子にノアは肩からずり落ちた。

そのままあたしの足に倒れ込む。

さらりとした髪の毛の隙間から見える瞳は、閉じていた。

何気なく頬に触れる。

冷たかった。

まるで、


息絶えてるみたいに。



「……え?」





……――ピーッ!





無機質な電子音が、群青に染まる空に散った。