充電終わったらキスしよう





この現状を説明すると、今日はあたしの家(というかあたしの部屋)に集まってテストに向けての勉強会をやっているところだったりする。

がしかし、未来さんと春人がまったくヤル気を見せない(いや春人は頑張ってるんだろうけどまったく問題が解けてないから進んでない)ので、勉強会とくくってしまっていいものかと若干頭を抱える本日未明。

あたしはといえば、課題も終わりテストも別に難しいところもないようなので、座ってゲームなんぞしている。

一番の問題はあたしか。あたしなのか。


「……すっごいヒマ。」


……いや、春人の横に座ってあくびを噛み殺しているこのアンドロイドにも問題があるようなのであたしだけじゃない。


あたしはゲームを一時中断して、テーブルに頬杖をつく。

未来さんはしばらく春人と話をしていたけど、あたしの視線に気が付くと「なによ」と怪訝そうな顔をした。


「いいえ別に。」

「なあにキョウちゃん。あたしがあまりにも美しくって見惚れちゃってのかしらん?」

「ほざけ。」

「ひっどーい!」

「だから課題やれよって言ってんでしょう未来さん。」


あたしがそう言うと、未来さんは渋々と言った様子で元の位置に座り直した。

シャーペンを持って課題を見下ろすが、1分もしない内に「なるほど、わからん!」と言って天井を仰いだ。

1分もかからないで数学応用を理解しようとするお前の脳内の方がなるほど、わからん。


「うー……俺もなるほどわからん、です!」


未来に続いて春人もテーブルに突っ伏して諦めモードである。

いやお前は1時間同じ問題とにらめっこしてるのにまったく理解できてないっていうその脳内がなるほどわからんっていう。


で、結局未来さんにはあたしが、春人にはノアが教えることになるというオチ。