充電終わったらキスしよう





ということを説明すると、お母さんは頬杖をついたまま口を尖らせた。

どっちが子供かわからないね。


「もー…どうして京はこんなに色気のない娘に育っちゃったのかしら」

「逆にあたしが恋愛まっしぐらなところを想像してみて欲しい。どうだ、気持ち悪いだろう。」

「……そうよねぇ、それもそうだわあ」


そこは否定してほしかったような希ガスなんでもない。

まあどちらにしろこの京さんが色恋沙汰にまっしぐらだったら気色悪すぎて今食ったおかゆを盛大にリバースしそうだからこのままでいいんだよ。いいんだよ。

大事なことだから2回言ってやった。


「……もしかしたら、京がもらうはずだった恋愛に関するもろもろは、先に生まれた泉が持って行っちゃったのかもねえ」

「それはそれでムカつく結論に至ったぞマイマザー。ちょっとアイツ殴ってくる。」

「だって泉は彼女居たもの~。高校までしかお母さんも知らないけどね?」


そうだねとっても美人な彼女さんが居たねあたしのご友人(悪友)のお姉様だったね。

世間は狭いね!と思った瞬間でした。


「京は超美人なんだからその気になれば相手から寄ってくるわよ~」

「親バカですねわかります。」

「あらそんなことないわよ?お母さんはねぇ、あんたと買い物行った時大変なのよ~?あんたをスカウトしてくるどっかの事務所の人とかに声かけられて」

「……What?」

「泉も大変そうよねえ…結構名刺とか持って帰ってくるし。まあ『やー俺興味ないしめんどくさいこと嫌いなんだよねー』とか言いながら捨てちゃうけど」


ちょっとなにいってるかわかんないっすねっていうか我が家どうなってんの大丈夫なのいろんな意味で大丈夫なの。どうなの。