体勢を整えてから小皿に分けたおかゆを手に取り、スプーンで一口分掬って食べた。
美味しい。久しぶりの食事超美味しい。
母上の作るおかゆを食べたのは一体何年振りだろうか。カッコ七草粥は省くカッコ閉じる。
「味ちょうどいいね?足りなかったら塩あるよ」
「大丈夫っす。美味いっす。」
「それならいいけど」
あたしは二口目を食べる。
お母さんはベッド脇に座ってそれを眺めている。
若干食べにくい。
「……食べれるようになってよかったわあ」
あたしの食べる様子を見て、お母さんはため息交じりにそう言った。
ホッとしたようなため息かつ口調だった。
あたしは一皿目をペロッと平らげておかわりに突入。
「おかわりするくらいならもう心配ないかしらねえ」
「そんなに心配しなくてもよかったのに。」
「高熱で死にかけてる娘見て心配しない親がどこに居るのよ」
「すんません。」
「ホント焦ったわあ。久しぶりに風邪引いたかと思ったら、インフルエンザだったんだもの」
「さすがあたし。」
「ちょっとは反省しなさい」
「大変申し訳なく思っている。」


