そんな絶賛仕事放棄中な上に本読んで泣きかけてるスーさんにクラスメイトたちが気づき始める。
「うわなんかスーさんめっちゃ泣きそう!?」
「なに!?なんで泣いてんの!?」
「その本そんな感動するんです!?」
「センセー大丈夫ー?」
「おい誰か!誰かハンカチ!」
「女子!女子ハンカチ貸してやれ!」
「別にいいけどクリーニング代利子つきでいいですかあ?」
「女子の心が狭すぎてツライ!!」
「なによー別に貸さないとか言ってないんだからね!!」
「ツンデレおいしいです」
「っていうかなんで女子が貸すこと決定なのよ!」
「男子でもいいじゃん!」
「いや持ってねーし」
「同じく」
「トイレ行ったあとどこで手拭いてんの!?」
「サイッテー!男子サイッテー!」
「空気乾燥ナメんな!!」
「そのままインフルかかって冬休み寝込んで過ごせばいいのよ!!」
「ちょっとハンカチ買ってくる」
「で結局誰もハンカチ貸してないっていう」
「しょうがないなーあたしのハンカチ貸してあげますよー昨日のですけどー」
「おい女子!!」
「それは女子としてどうなんですか!!」
「うっさいわねあんた等女子に夢見すぎなのよ!!」
「そんならお前等も男子に夢見すぎなんだよ!!」
「あれハンカチの件どこ行ったの?」
うちのクラスはだいたいこれがデフォです。


