*****
「ねえねえ未来さん。」
「なあにキョウちゃん。」
「スーさんのいいところってなんだと思います?」
「思いつかないわ。」
即答だった。
「っていうかなんで今そういう話になるわけ!?真剣にあたしの服選んでくれてるのキョウちゃん!?」
「すんません。」
現在あたし等が居るのは街中にあるとあるショッピングモールで、未来さんはどこぞの有名ブランドの店に入りびたっている。
いい加減休日を有意義に使わせてほしいあたしである。寝てるだけだが。
っていうかそもそもあたしを服選びに付き合わせる方が間違っていると思う。
3枚で千円のTシャツを即買いするようなあたしにどこどこの有名ブランドの洋服を選ばせる方が間違っている。確実に。
ユニ○ロはあたしの財布の味方だ。
「ねえねえキョウちゃん!これとこれどっちがいいと思う!?」
「どっちでもいいと思う。」
「右か!左か!」
「…………。じゃあ右で。」
「わかった左ね!」
即答だった。
っていうかなんなの、あたしは未来さんの彼氏役か何かなの。


