充電終わったらキスしよう





夏に掃除機をかけるのは結構しんどいなとかそういう思考にすぐ切り替わるところもさすがだと言ってほしい。

まだ午前とは言え真夏なので、気温はすでに30度以上あるんじゃないだろうか。

今は掃除中なので、窓を閉め切るわけにもいかずどこもかしこも開けっ放しだ。

早く掃除を終わらせてエアコンの効いた部屋で熟睡したい。

あーその前にアイスとか食べたいなーガリガ○君のナシ味好きなんだよなーとか思いつつ掃除機をかけていたら、後ろから肩をつつかれた。

掃除機を止めて振り返る。

振り返った先にあった泉の顔にうんざりしたりする。


「……む?」

「ミヤコ昼飯食うー?」

「もちろん。」

「そろそろ昼だからなんか作るけどー何食いたい?」


ちょっと待て。


「お前もしや料理スキルまで取得してるとかそんな、」

「そんなことがあるわけですよねー」


解せぬ!!

昨日お母さんから「あら、京ったらお母さんの背抜いてない?」と言われて横に並んだらあたしの方が背が高くなってたとかそれくらい解せぬ!!ごめんわかりづらかった!!

とにかくそろそろあたしの背丈は160あることになるんだってくらい解せぬわけだ。

ちなみにうちの家族は全体的に背が高いのかなんなのか、このクソ兄貴は180くらいあるらしいのだが、今はそんなことどうでもいい。

洗濯とか掃除とかそういうのはまだわかるけど、料理までできるようになってるとかもうそれなんなの、完璧なの。

うちに帰って来ないでさっさと結婚してイクメンにでもなってればいいじゃない。