充電終わったらキスしよう





っていうかこれは余談になるんだけども実を言うとあたしはこのお兄様が一体なんの仕事をしているのかっていうのを把握していなかったりする。

それなのに『ウチの兄貴にバイト募集してないか聞いてみますよ☆』とかお節介なこと言っちゃった自分はマジ爆発すればいいと思う。無責任すぎにもほどがある。

が、しかし夜遅くに仕事から帰ってくるわけでもない泉なので、もしかすると普通の職に就いているやもしれんという予想とみせかけた願望。

まあコイツなら夜のお仕事とかフッツーにやってしまいそうだけど。

と実の妹に思われてしまうウチの兄貴マジアーメン。

そんな残念なウチのお兄様、泉は少しも考える素振りを見せることなく。


「ってーか、バイト探してんの弥生っしょー?」

「うん。弥生さん」

「じゃあむしろ雇った方がいいかもねー」

「なにゆえ」

「えーだってすっげー働いてくれそうじゃーん?あの弥生だしー」

「お前は弥生さんを一体なんだと思ってやがる。」


いやでもそうだなそうかもしれない。

弥生さんってなんでもしっかりやりこなしてしまいそうな気がしてならない。

ただそこに至るまでが難しいだけであって、それを全部突破してしまえばものすごく働いてくれると思う。

とりあえず弥生さんは煙草と短気と酒癖を治すべき。


「じゃあ弥生さんに泉から仕事のこと伝えた方が早いと思うからよろしく。」

「えーなに、俺から連絡すんのーなにそれこわいわー昔の思い出が蘇って若干しょっぱいわー」

「ほざけ。」