とかなんとか言いつつ、あたしの腰を跨いで座るマイクソブラザー泉。
しまった。
と思った時にはもう手遅れだったよね。
「ッッ!!だぁあクッソ泉死ねバカやめろぎゃああッッ!!」
「まさかあっさり四の地固めされるとはー鈍ったねーミヤコー」
「ふざっけんなお前あたし今起きたばっかだぞサイテーだぞキサマァアッッ!!」
「目ェ覚めるからよくねー?はい、100数えましょーミヤコさーん」
「お前あとでブッ殺すッッ!!」
手元にあった枕を投げつけ目覚まし時計をぶん投げベッドをバンバン叩いてギブを示すとようやく解放。
ウチの兄貴はもうなんていうか、そうだな、滅びろ。
あたしはベッドにうつ伏せのままゼェハァと呼吸。
くそ…コロス。本気と書いてマジと読む程度には殺意を抱いた。
どこの世界に起き抜けの妹に四の地固め本気で喰らわせる兄貴が居んだよ……ウチに居たよ…。
そんな、妹に背後から刺殺されてもいいレベルにはサイテーな兄貴、泉は首を鳴らしながら「いやー」と。
「久しぶりのミヤコいじりはやっぱ楽しいよねー」
「家庭内暴力もいいとこの四の地固めを“いじり”で納めるお前は早く通報されるべき。」


