バッチリ目が合うと、委員長はあたしに向かって手招きをした。
よくよく見たらあたしを見てたのは委員長だけじゃなかった。クラスメイト(女子)みんな見てた。こっち見んな。
「なんすかいんちょー」
「なんすか、じゃない!キョウちゃんの出番なんだよ!そして私はいんちょーじゃなくて委員長だ!」
そこツッコむんすか委員長。本名に直すとかじゃなくてそこっすか委員長マジパネェっす。
ってそうじゃないね。
「えーあたし出なきゃなんないの委員長」
「当たり前でしょうがあんたもクラスメイトなんだから!はい、コート入って!ウチのクラスが負けてもいいのか!」
私的にはなんの問題もございません☆
とか言ったら委員長にフルボッコにされそうなんでね。言わないでおこうね。
あたしは不承不承と立ち上がる。
背後から「キョウちゃんがんばって!(ハート)」とかいう未来さんの声援が聞こえた気がしたのでなおさらヤル気が失せました。
ぜひその顔面にアタックを決めてさしあげたい所存であります。
コートに入ったら、あたしはアタッカー(?)の位置に立たされた。
ネット越しに相手チームの面々が“ゲッ”という表情をしたのが見てとれた。
そんなにあたしが嫌いなのかそうかそうなのかそうなんだな別にいいしそんなの気にしてないし全然なんだよ別に泣いてねーよ。


