と、あたしがそんなどうでもいいことを考えていたら入り口のドアが開きましたよっと。
「こーんばーんわー」
ヤル気皆無な挨拶をしながらラウンジに入ってきたのは言うまでもなく泉である。
ってか「こんばんは」じゃないか。「こんばんわ」っておかしいだろ。
生まれる前からやり直してこい切実に。
「あらあら、こんばんは~」
そんな日本語がおかしいウチの兄貴に対し、手嶋先生は立ち上がってゆったりと礼をする。
先生、こんなヤツに頭下げるとかマジもったいないんで頭上げてくださいホント。
泉は軽く頭を下げて返事をしつつこちらに歩み寄る。
「やーもうすみませんウチの春人がー」
「ウチのじゃねーけどだいたい合ってる。」
「いいえ~ぜんぜん~この合宿すごくキツイですし、毎年倒れる子が多くて~」
「あー知ってますよー俺同じ高校でしたし」
「あらあら~そうなんですね~進学校で勉強も大変なのに合宿まで辛いなんてね~ちょっと考えなきゃいけないですよね~」
なんか会話に花が咲き始めた今日この頃。
さてあたしはどこからツッコミを入れたらいいんでしょうかねわかりかねますね。


