このの~んびりした返事があたしの思考をもの~んびりさせていってしまいそうだ。
この人ホントすげえよ…なんかもういろいろとすげえよ…聖人君子か……。
「…あのー、あたしが言ったこと、信じてくださいました…?」
「ん~そうね~信じるも信じないも、朝倉さんが真剣な顔して言うんだもの~なんだか嘘を言ってる気がしないのよ~うふふ~」
アナタが神か。
あでも「うふふ~」とか言う神居ないか。じゃあ天使か。
っていうか信じたのかこの人。
ホントに信じたのか、アンドロイドなんていう話。
あたしはほら、信じざるを得ない状況に居たしさ。ノアの充電切れ目の当たりにしちゃったわけだし。
でも手嶋先生は、別に根拠があるってわかってる上で説明を受けたわけじゃないし。
いいのか。大丈夫なのか。
なんなら充電してるところを披露しちゃったりなんかしちゃったりしてもいいんだぜって充電器持ってきてねえよ自分バカ死ね。だが断る。
だとかなんだとか、内心で頭を抱えていたあたしは、またもやの~んびりした調子の声に思考をの~んびりの方向に持って行かれるわけで。
「朝倉さん、そんなに考え込まなくてもいいのよ~」
「考え込ましてるのはあなたです!」とか言えない。


