充電終わったらキスしよう





ええ春人はちゃんと教育合宿に参加しました。

きちんと行きました。

でもそれが実は春人じゃなくて春人の外見をした中身真逆のアンドロイド(ノア)だとかそんなこと言えない。


未来はノートにシャーペンを走らせていた手をピタッと止める。

それから唖然としたように目を点にして、顔を上げてあたしを見た。


「…え、うそ、マジで行っちゃったの合宿」

「え、うん。なによ」

「え、だって、あの合宿めっちゃハードじゃなかった?」

「え、そうだっけ」

「え、そうだったでしょ。まあキョウちゃんが万能すぎてわかんなかっただけだと思うけどあたしとかほぼ瀕死だったからね」

「え、マジで」

「え、マジじゃん。ってかアレたしか運動とか強制参加だったでしょ。春人クン大丈夫なの?」


やべぇ。


「…なんとか、なる、と、思う」


“運動とか参加しなければいいじゃん”

とか言ってたのどこの誰だよあたしだよ。

強制参加だったのかアレ。じゃあ今ノアは強制的に参加させられてるのか。

うそ。どうしよう。確実にノア充電切れるフラグ。



と思っていたその夜、ノストラダムスも比じゃないくらいの予想的中率で、あたしの携帯に連絡が入りました。