充電終わったらキスしよう






…で、結局あたしの部屋に居座ることになったっていう。

泉とかマジなんで帰ってきたん……。


げんなりしてるあたし同様、ノアもすでに諦めたようで出されたオレンジジュースなど飲んでいる。

さっさと帰りたいオーラはなくなったけど投げやりなオーラが放たれつつある。

あたしも同じオーラが醸し出されていると思われる。

もうどーにでもなぁれ☆的な。

……これなんて黒魔法。


「…あー、あったねー教育合宿」


あたしの中学・高校の話から現在話題はさっきも考えていた学校行事のことになっている。

教育合宿なるものはどこの高校にもあるとは思うけど、泉が卒業したのは今あたしが通っている高校と同じなので、どんな合宿なのかというのが聞けると思ったのだ。

思ったのだがしかし。


「やーまったく覚えてないねー」


このクソ兄貴をホントどうしてくれようか。


「ちょっとは覚えてんでしょちょっとは。」

「えー俺基本面白かったことしか覚えてねーし。カレー作った記憶ならあるけどねー」

「つまり教育合宿は面白くなかったと。」

「そうなんじゃないのー?ってーかそもそも何年前の話だと思ってんだよー7年前くらいじゃーん。覚えてるわけないってー」

「聞いたあたしがバカだった。」