「……えーっと未来さん。真面目にお尋ねしますが、お前あたしと同じ中学だったっけ。」
「なあにキョウちゃん。頭沸いてんの?」
「通常運行です。」
「あらそう。まあ答えると違うわよん。中学の頃は地元でDQNしてました(ハート)」
「“未来”と書いて“20xx年”とか読むDQNネームにでもすればよかったのに。」
「なにそれウザイ。(主に“20xx年”的な意味で)」
「実に申し訳ない。」
「ってかなんでそんなこと聞くのよ。」
「いや、さっきの例えが的確過ぎたもので。」
中学の頃の同級生がさっきの“飼い主と犬みたいー”とかいう例えをするならまだわかる。
でも高校で一緒になった未来が言ったのにはさすがにビビった。
だって未来と春人が会ったのはこの間、一週間も経ってない。
それでここまで的確な例えをするとは。
恐るべしJK未来。とりあえず足を閉じろ。
「えー、だって見てたらわかるし。信頼し合ってる感がこう、ひしひしとね!」
「……そうかい。」
「でーもー。今日の2人は何かが違った。なんていうか間に壁がある感じ。」
「……という夢を見たんだね。」
頬を思い切り抓られました。
痛かった。現実だった。


