いつぞやかに未来さんが“一緒に登校してても別に絡んだりしないからー”とか言ってたのはどうやら幻聴だったようだ。
全力で絡んでくるよこの人。
あたしがスタスタ歩き始めてもついてくるよこの人。
例えるならそう、納豆のネバネバの如くくっついてくるよこの人。
つまり腐っているとかそういう意味ではないです。
(っていうか納豆は腐ってるんじゃなくて発酵してるんだったね)
「あ、春人クンもう学校慣れたー?」
「はい、だいぶ」
「ってかよくウチの高校来たよねー進学校とかメンドイのに」
「あははっ…どうしても来たかったので」
「ふぅん、そっかー。まあ自分が行きたいところに行くのが一番だよねー」
「そうだと思いますっ」
「あ、そういえば友達とかできた?ねえできた?」
「えっ?えっと…できた、かもしれないですけど…」
「キタコレ!」
「!?」
「春人クン、そのお友達をあたしに紹介して!」
「……えぇ!?」
「高校の友達じゃなくて中学の頃のお友達でもいいのよ!」
「え、あの…!?」
「そこの全力で後輩に絡んでるメンドクセェJK未来。頼むから失せろ。」


