充電終わったらキスしよう





というわけで本日はノアと一緒にご登校。鬱です。

相も変わらず無表情の無機質アンドロイドさん。

その無表情無機質の内から「なんであんたと一緒に行かなきゃなんないの」っていう気持ちがこれでもかというほど滲み出ているアンドロイドさん。

それはこちらの心情である。


「あーあ……あーあー!キョウちゃんがどんどんオトナの階段上って行ってるー!」

「上ってないです。むしろ下りてます。」

「昔はあんなに純粋無垢な少女だったのに…!」

「お前と出会ったのは高校に入ってからだったと思うが。」

(そして純粋無垢とはお世辞にも言えないクソガキだった。)


「それが今じゃ朝から彼氏とイチャこらしながら学校来るなんて…!」

「あたしとコイツのどの辺を見てそう思ったのか100文字以内で教えて欲しい。」

(っつーかコイツまだ“キョウちゃんリア充説”飽きてなかったのかさっさと飽きてくれ頼むから。)


「春人くん…!キョウちゃんはちょっといやかなり冷たくて女子率はマイナスの一途を辿ってて少ーしとは言えないくらい扱いづらいとは思うけど絶対幸せにしてやるんだぞ…!」

「お前は娘を送り出す父親か。」

(さらっと酷いことを言われているのはあえてのスルー。)



そしてもう一度言っておくが現在あたしの隣に居るのは春人ではなくノアである。

未来に会うのも今のネタを聞くのも実質初めてなわけで。

さあノアよ、このめんどくs…ちょっとうるさいJK未来さんのネタにどう反応するか。