充電終わったらキスしよう





……でもまあ、春人も疲れてるんだろうなあとは思う。

たぶん熱もまだ37度くらいあるだろうし。

その上、あたしにノアの説明とかして、あたしがノアを受け入れるかどうか、ものすごい不安だっただろうし。

そういうとこ考えすぎる節あるし、春人って。

すーっごいド天然なクセに、変なとこで人のことめっちゃ考えるしさー。

別にあたしごときに気を遣わなくてもいいのにねー。

っていうか高校に入った途端に気を使われてもだいぶ今更である。


そしてまたあたしどうしようかなという話に戻るわけだが。

もうこれはここで寝るしかないかなあ。

これ春人完全に寝てるし。

ずりっと肩から落ちそうな感じだし。

起こすのもアレだもんなあ…よく寝た方が熱も下がるだろうし。


だがしかしここで寝るのは絶対ツライ。

部屋で寝た方がいいと思うんだけどでも、体重が軽いと言えどさすがに抱えきれはしないし。


うむ。どうしたものか。



「……なにしてんの」


あたしが腕組みして春人の頭が乗ってる方とは逆方向に首を傾けた時、リビングの入り口の方から、“?”のない声が聞こえてきた。