琢磨side


僕は昨日、桐島さんの本性を知ってしまった。
なんだか以外だった。


もっと堅そうな人だと思っていたから。


僕は桐島さんに、勉強を教える事になった。
でも放課後にやるだけだけど。

あまり……女の人と一緒に居たくない。

だから僕はいい事思いついた。

どすっ
「はい、これやって」


僕は大量の参考書やら色々持ってきた。
こんだけいっぱいあれば彼女も懲りて僕から離れてくれると思った。


「これ全部やるのか!?」

「うん。」

僕は笑った。早く、早く居なくなればいいと思っていたら楽しくなっていたんだ。

「じゃぁ、やろっか。終わらなかったら宿題にするね。」
「はい………。」


ちょっときついかな?
でも僕から離れてもらうにはこうするしかないんだ。

やっぱり、女の人は怖いから。





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