しばらくすると・・・ 遠くのほうで、 「莉沙!!」 という、蒼斗の声がきこえてきた。 けど今の私には、 なんで追いかけてくるの?? みぃちゃんのとこにいってなよ。 という思いしかなかった。 それからも蒼斗は私を追いかけてきて、公園の前で腕を掴まれた。 だけど私はその腕を振り払おうとした。