遥か彼方の空

(私が……この手で……桜良と同じように……



殺シテシマッタンダ…)

そう思った瞬間、刹那が今まで殺してきた人の顔が浮かんだ。

―子供達……

―研究所の奴ら……

―この間の浪士達……

―桜良……

―そして、芹沢……

それらの多くの者は、最期の時、刹那を恨みながら死んでいった。

唯一、笑いながら死んだのは………桜良と芹沢しかいない。

そして、二人共最期は刹那に感謝しながら死んでいった。

―ありがとう、と……。

刹那にはわからなかった。

(どうして感謝するの?私はあなた達の未来を奪ったのに……!!)

桜良と芹沢の最期の瞬間を思い出した刹那は、何かが切れるのを感じた。

「うわぁぁぁぁぁ!!」