人の中には、いくつかのキャンパスがあると思う。

友情のキャンパス、勉強のキャンパス、嘘付きキャンパス、そして

『恋愛のキャンパス』




――いつもと変わらない空、雲。そして景色、みんなの声。

何一つ いつもと変わらないこの日常に

白色でも黒色でもない、『何か』が迷い込んできた。


こうして私のキャンパスは、少しずつ色付いていく・・・。

生まれてから一度も色が塗られる事がなかった

『恋愛のキャンパス』に、たくさんの色が・・・。

時には、黒や茶色、でもそれが一瞬でピンクや黄色になったりする。

きっと、私はこれから、このキャンパスをたくさん使うことになるだろう。