朱李の手から、コロンと落ちたもの。 転がって、 ドアにぶつかって止まった。 それは…… 「リンゴ…?」 一口だけ、かじった跡がある。 見事にかぶりついてくれたらしい。 え……? じゃあ、これって…… 俺は、 どうしたらいい――?