鋭い目にご注意を



「……。」

「……。」

しばらく私と木ノ下拓海の間に沈黙が流れたが、すぐに破った。


バンッ!!

「うおっ?!」

私がいきなり机を叩いてびっくりしたようで、木ノ下拓海が隣でかたまっていた。


「あぁ~!こんなことしてたら前と全然変わらんじゃないかぁ―!
私は変わると誓ったんじゃないのかよッ!」



ぁ―くそッ!

と言いながら、髪をくしゃくしゃにする私。


こんなことしても何にもならないのに、ついつい癖でいつもやってしまう。


私がすごい悩んでいるのにこの男(木ノ下拓海)は…


「――ぷっ」

……笑いやがった。