僕はその夜、夕凪の病室に行ったことを思い返していた。
「うはー、なんか夕凪と仲良くなれたー。
夕凪と話すとなんか楽しいんだよなー。
「友達かぁ…………よし、じゃあ晴斗と奏を連れていこう。あいつらなら幼なじみだから信用できるしな。」
僕には幼稚園からの付き合いのやつが二人いた。飛鳥晴斗と春風奏、昔からこの二人はおっちょこちょいと冷静沈着の名コンビだった。普段は大人しいそんな奏も僕らといる時はずいぶんハメを外す。この二人ならきっと夕凪も喜ぶと思った。
「とりあえず……あいつらにメールしとこ」
そうして僕は眠りについた。。。

