神様からの贈物

「もー。いいわ。じゃあさっそく私の言うこと、聞いてもらうわよ?」

「え?いきなり?」

「当然でしょー。私がいつ頼もうが勝手じゃん。なんでもするってあんたがいったんだから。」

「ふー……わかったわかった。あと言っとくが、僕はスーパーマンじゃあないんでな。僕の出来る範囲にしろよ!?」

「はいはい分かってますよーだ。……じゃあ………………大原則だよ?」

「大原則?」

「そ、これは必ず守ってね。…………必ず毎日顔出すこと……そして私と話すこと…………いい?私毎日病院でヒマなんだから。絶対よ?」

「毎日?うーん……」

「へ・ん・じ・は?」

「……ハイ」

「指切りよ?指切り。指だしなさいよ。」

……ったく、ガキじゃあるまいし……そう思いながら僕は渋々指をだした。

「指切りげんまん嘘ついたらハリ千とんで七本飲ーます」

……いやそこは千本でいいだろ……そんなことを僕は思いながら夕凪と指を切った。


「じゃあ本題に入るね。」

「は?……え?今のは?」

「なにいってるのよ。今のは絶対まもらなければならないルールよルール。」

「マジ?まだなんかあるの?」

「当たり前じゃない……じゃあ……」