神様からの贈物

「…………って、あなた、なにくつろいでるのよ。もういいでしょ、帰ってよ。」

「……ホント、悪気なかったんだ。許してよ。」

「どうだか」

「そう怒らないでさ、な?なんでもするから……お願いっ。」

「…………ふーん、そっかそっか……なんでもするんだぁ……じゃあ……これから私の言うことはなんでも聞いてよ。それなら許したあげてもいいけど?」

「マジで?許してくれるの?よかったー。マジうれしー。」

「……そんな嬉しい?変なヒト、クスクス」

「ってか夕凪ってホントはそんなキャラなんだ、クスクス。昨日と全然違うじゃん。でもやっぱり、夕凪はその笑顔が似合ってるよ。」

「何よ、うっさいわねー。」

「夕凪、顔赤いよ?タコみたい。クスクス」

「え?…………うるさいわよっ。」

「昨日のお返し。クスクス」