「それで、キミの名前は?」 「私は朱月夕凪ってゆうの。ココの患者だよ」 「え?患者なんだ?じゃあ入院してるんだ……東西どっちの病棟に入院してるの?」 「東の四階だよ」 「え!?………東の四階……… 僕はその言葉を聞き……後悔した。