先輩に惚れた日





「早く!!先輩も!!」




しっかり者で
意外と時間にルーズな
曖が冬子先輩の背中を押す




「胡桃!!佳織と準備体操してて」



爪をいじッていた
私はパッと顔を上げて


「了解ーッ!!」


と手を上げた




「んぢゃ、体操しますか」



「そだねー」




佳織と手首のストレッチしたり
アキレスけん伸ばしたりしてた




ガラガラガラッ!!!!





「ッねがいしまーッす!!!!」





1個上の1番強い先輩



原木哲也先輩が大声で来た