帰って来た日向達と、不思議そうに見ていた下っ端達にワケを話し始めると、みんなは暗い表情になり、一気に空気が凍りついた。


分かってる。
分かってるんだ。

緑をこんな事にさせたのもアタシ。

そして、アタシが今、みんなの足を引っ張ってる事も。


でも、アタシ可笑しいのかな?


どうしても……
例え目茶苦茶にされても……

みんなと、離れたくない。


この空間が好き。 大好き。



だから、“もうここに来るな”なんて言わないで…。

だから、“離れろ”なんて言わないで……。


お願い、アタシはみんなが好きなの。
大好きなの。


アタシには、みんなしか居ないの。


ジッとアタシを見てる日向。

ねえ、その口は今、何を言おうとしてるの?